【プリアンプ】CAP-1007

プリアンプ CAP-1007はパワーアンプ CAP-1001と組み合わせて使うことを考えて開発しました。

CAP-1001には二つの入力しかありません。
そのため、多くの音源を接続しようとすると、逐一、入力にコネクタを差し替えなければなりません。
CAP-1007は入力が6ありますので、様々な機器を繋いで切り替えることが出来ます。

例えば、テレビ、DVDプレーヤー、アナログプレーヤー、CDプレーヤー、FMチューナー、スマートフォン、モバイルプレーヤーなど多くの音源を切り替えて楽しむことが可能になります。

入力の1から4まではRCAジャックで、RCAピンケーブルで接続します。
入力の5と6はミニフォンジャックでテレビのイヤホン端子やスマートフォンなどと接続できます。
入力6はフロントパネルについていますので、スマートフォンやモバイルプレーヤーなど持ち運びする機器を接続するのに便利です。

CAP-1007には、ヘッドフォンアンプCAP-1003と同じIC、HBFBCが組み込まれています。
CAP-1003と同じように広帯域で歪の無い音を再生することが可能です。

それでは、CAP-1007の特徴をデータとともにご紹介しましょう。

最初は歪率です。
測定器の限界で0.05Vから6Vまで測定しました。
このプリアンプはコストを下げるためにゲインは1に設定してあります
。そのため、測定器の最大出力6V以上の測定はできませんでした。
CAP-1001で必要とする入力電圧は1Vくらいですので、このデータで十分だと思います。
最低歪率も1Vで0.031%となっていますので、一番歪の少ない出力電圧で、パワーアンプを駆動することが可能です。


次に周波数の変化に対する歪率を見てみます。


周波数の変化により歪率が変化すると、色付けが感じられたり、音に癖を感じてしまいます。
CAP-1007では20Hzから50KHzまでほとんど歪の変化はありません。
これは、非常に色付けの無い素直な音を期待することが出来ます。


1KHz1Vの再生波形と歪波形を見てみると、奇麗な二次歪が出ていることが分かります。偶数の歪は奇数歪に比べると、影響が少ないので高い解像度の音を楽しむことが可能です。



ノイズ電圧を測ってみると、CAP-1003と同じく0.0011mVです。

S/N比に換算すると、-119.2dbになり雑音の影響を受けない静かな音を楽しめます。


次は周波数特性を見てみましょう。
周波数特性を見てみると、400KHzでー3dbです。位相は20KHzまでフラットなので、問題ありません。


それでは方形波による過渡応答を見てみましょう。

10KHzでは全く問題ありません。

100KHzではアンダーシュートが見られますが、帯域がCAP-1003のように広くないためです。これは、CAP-1007はプリアンプという機能を満たすために配線が長くならざるを得ないので、単機能しかないCAP-1003のように広帯域にはならないのです。


CAP-1001とCAP-1007は同じサイズのケースなので、並べて置いたり積み重ねることが可能です。ただし、積み重ねるときは発熱するCAP-1001を上においてください。
また、CAP-1001以外の普通のパワーアンプと組み合わせることも可能です。ただし、ゲインは1しかありませんので、小さな入力を増幅することはできません。現在のデジタル・オーディオ機器であれば、問題なくご使用いただけます。


サイズは130(W)、45(H)、180(D)と小型で重量も470gと片手で持てる重さです。
販売価格
72,222円(税込78,000円)
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