【ヘッドフォンアンプ】CAP-1003

CAP-1003ヘッドフォンアンプのご紹介です。

Bakoon Productsのヘッドフォンアンプには、HDAシリーズがあり、いずれも電流出力をサポートしています。
そのため、回路が複雑になり価格もそれなりに高価でした。
お客様からは、電圧出力でいいから安価な機種が欲しいという要望が寄せられました。
CAP-1003はこの要望に沿って開発されたヘッドフォンアンプです。

CAP-1003では新しく開発したIC、HBFBCが搭載され、強力なドライブ回路を設けました。
電源は+5Vとし、USBやモバイルバッテリーから供給できるようにしました。
モバイルバッテリーは10000mAHなどの大容量の物があるため、あまり動作電流を絞らなくても十分に動作させることが出来ます。
内部で±5Vとして、安定動作を実現しています。

入力はRCAとミニ・フォンジャックの二つがあり、フロントの入力切り替えスイッチで選択することができます。

サイズは75W:100D:30Hと小型なので携帯にも便利です。

それでは、CAP-1003の特徴を測定データーと一緒にご説明します。
最初は歪率です。

50Ω負荷の歪は0.1mWから0.01%以下です。
基準出力となる1mWでは0.009%で無帰還のアンプとしては優秀です。
無歪最大出力は76mWです。
インピーダンスの低いヘッドフォンであれば無歪最大出力は、もっと増加します。



次に雑音を見てみます。
雑音は0.0011mVでS/N比は-119.2dbになります。
HBFBCと組み合わせた出力回路の雑音特性は優秀で、小音量の時にも再生音に濁りを生じません。
また、ヘッドフォンを低インピーダンスで強力に駆動しますので、低雑音との相乗効果により細かな音もはっきりと聴こえます。

次は周波数特性です。

ご覧のように、-3dbの周波数は3.28MHzです。
100kHzでは位相も周波数特性もフラットです。
周波数特性が広帯域なので、方形波の再生もきれいです。


次は、方形波の再生で過渡特性を見てみます。
最初は10KHzです。立ち上がりが早いので、入力と出力の見分けができないくらいです。

100KHzでも同じくきれいな方形波を再生します。

可聴帯域からはるかに離れた1MHzの方形波も、少し丸まりますが、奇麗な方形波を再生しています。



CAP-1003はモバイルのミュージック・プレーヤーなどのヘッドフォン端子出力を入力し、プレーヤーのヘッドフォン出力の負荷を軽くすることで歪を少なくし、その信号をCAP-1003強力な出力回路でヘッドフォンを駆動するというコンセプトでデザインされています。
そのため、アンプ自体のゲインは1になっています。
レコーディングモニターなどの大音量が必要な目的には適しませんので、ご注意ください。
販売価格
53,703円(税込58,000円)
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